初めに、第2回
仙台カップ国際ユースサッカー大会は、
仙台スタジアムを舞台に熱戦が繰り広げられました。
結果は、
イタリアが優勝、昨年優勝した
ブラジルが2位、前
ベガルタ仙台の清水監督率いる
東北代表が
日本代表に勝ち3位、日本が4位となりました。
東北コールが初日から沸き起こり、
日本代表にとって完全にアウエイになった
スタジアム、それを受けて初勝利した
東北代表、優勝をかけて
サッカー強豪国同士が激突した
イタリア対
ブラジル戦、熱狂的な応援を繰り広げた
ブラジル応援団と、昨年にも増して
見どころが多い大会になったとともに、将来、世界を担う
若者たちのエネルギーは、たくさんの人々に感動を与えてくれたと思います。
3日間の観客数は延べ3万4000人で、昨年と比較しますと約1割以上の増となっており、たくさんの皆さんに応援をいただいたと思います。
今後はこの大会をさらに充実、発展させ、地域に根づく大会となるように努力してまいりたいと思います。
次に、資料4をごらんいただきたいと思います。
国際卓球フェスティバルスーパーサーキット仙台大会は
青葉体育館に
世界各国のプロの選手が集い、一流の技術で観客を魅了いたしました。
アテネオリンピックに参加した選手も出場するなど、こちらも
見どころの多い大会となり、手に汗に握るラリーの応酬に会場の観客のボルテージも上がり、鋭いスマッシュが決まるたびに大きな拍手が大会を盛り上げてくれました。観客数は、3日間を通じ、3,400人となっております。
今後も、レベルの高い、多くの人々が感動を体感できる
国際大会を誘致してまいりたいと考えております。
以上でございます。
6: ◯副
委員長 ただいまの報告に対し、何か
質問等はありませんか。
7: ◯ふるくぼ
和子委員 資料2の
指定管理者の公募について、お伺いをいたします。
指定管理者制度が
市民サービスや
公共性の低下を招くものになってはいけないという、こういう立場で
応募資格の設定であるとか、
選定基準の策定、協定書に盛り込む事項などを示して、公募を行うことをこれまでの議会の中でも求めながら、あるいは
情報公開や
市民参加を貫くことも求めてこの間議論を行ってまいりました。今回初めて申請の資格や
管理運営の
基本方針、選定の基準などが示されておりますけれども、そこで改めて何点かお伺いしたいと思います。
まず第1点目は、市民の
施設利用時の
利便性が損なわれることが起きたり、
サービスや
公共性が低下することが起きないかということについてです。
各
スポーツ施設の要項を見せていただきますと、その中に
指定管理者に帰属させることができる収入についての規定があります。ページでいうと4ページにそれぞれなるかと思いますけれども、ここで
自主事業以外でも2)の方になりますが、
指定管理業務等に派生し、
施設利用者の利便に供する業務を行い、
当該業務からみずからに帰属させることを目的として、収入を得ることができると、このように記述されておりますが、この2)の規定は具体的にどういうことなのか、その内容についてお伺いいたします。
8:
◯スポーツ企画課長 指定管理者業務等の
派生業務についてでございますが、これは
温水プールにおきます、
水泳帽子等の販売、または庭球場におきますラケットの
ガット張りかえなど、
施設利用者の利便に供する業務を想定してございます。
9: ◯ふるくぼ
和子委員 施設利用者の利便に供する業務ということで、プールの帽子やガットの
張りかえということですが、これらが必要以上の
利用者負担になることがないようにしっかりとチェックをすること、あるいは指導を行うというところが今回市には求められていると思いますが、この点についていかがでしょうか。
10:
◯スポーツ企画課長 ただいまの
派生業務につきましては、
指定管理者の
指定申請に添付させる
事業計画の任意的な
記述事項となっておりまして、その内容また経費は選定の際の
審査対象としております。また、実際に
派生業務を行う場合につきましても、
市民サービスの面から市がその内容や
料金等を確認するなど、
指定管理者との協議をしっかりと行ってまいりたいと考えております。
11: ◯ふるくぼ
和子委員 しっかりとチェックしていただきたいと思います。また、
自主事業についても、あらかじめ市との協議が必要と明記をされておりますが、
料金設定等について具体的にはどのような協議をしながら調整をしていくのかということです。市の権限がきちんと及んでいくのか、文書として取り交わしていくのか、いずれも市の施設ですから
公共性と
市民サービスの質の確保、これらを求めてその指導性を市が発揮をしていく必要があると思いますけれども、この点についても御所見をお伺いします。
12:
◯スポーツ企画課長 指定管理者が行います
自主事業についてでございますが、こちらも先ほどの
派生業務と同様でございまして、
指定申請の際に提案を受けまして、その内容及び経費につきまして、選定の際の
審査対象としております。また、実際に
自主事業を行う場合におきましても、
市民サービスの面からその内容や
料金等を確認するなど、協議等をしっかりとしていきたいと考えております。
13: ◯ふるくぼ
和子委員 市民の
利便性や
公共性が低下することがないように、しっかりとお願いをしていただきたいと思います。
第2点目は、
指定期間が3年間ということで今回指定を行うわけですが、この限定をしていることによる心配です。
経済状況についていいますと上向きになっているという宣伝も一部行われておりますが、
市民生活の実感でいえば、まだまだ冷え込んだままだというのが実態だと思います。正規の職につくということも実はままならないという状況の中で、市が率先して
安定雇用を生み出すべきだと思いますが、そういう
取り組みを実際市もしてきているとは思いますが、このように
指定期間を区切ることで
安定雇用が失われて、
有期雇用を蔓延させていくことにならないか大変心配されます。また、
管理運営のノウハウは、そこで働く人のところに蓄積していきます。短期の
臨時職員が運営の中心ということになっていけば、仕事の専門性であるとか、持続性の保持という点で障害が生まれてくるということにつながります。その結果、利用する市民の
サービスにもマイナスで作用していくという影響が出てくると思います。こうした点では、今回の提案の中身でどのように考えているのでしょうか。まして、
指定管理者と
労働者が契約書を交わす際に、職員の
身分保障を明記させるように市として求めるとか、選定の基準の中に
安定雇用を求めるこうした要件を入れていくことも検討しながら、こうした点をクリアしていくように求めたいと思いますが、いかがでしょうか。
14:
◯市民局次長 指定管理者の募集に際します
指定期間の問題でございますけれども、全国的にはさまざまな年数の期間が定められ、ばらつきがあるということは承知しております。その中で今回、私どもが3年という期間を選択いたしましたのは、今回の
指定管理者制度の導入が初めてあり、施設側にとっても初めての経験でございますので、これを検証する機会というのをいたずらに長くするのはよくないだろうと、やはり私どもも十分な準備はしておりますが、いろいろなことが考えられますので、一度、3年という時点で検証するためにもこの期間の長さが妥当ではないかということで、今回3年とさせていただきました。
今後の運用につきましては、
指定管理者制度の導入による
雇用機会の拡大、安定の問題と、一方ではやはりこの制度の導入の目的でもあります、
競争状態の出現による適正な価格の
市民サービス向上という、この二つの面のバランスを十分に勘案する必要があるということは認識しておりまして、それらについても十分配慮した運営をしていきたいと考えております。
15: ◯ふるくぼ
和子委員 安定雇用、そして
市民サービスという点でさらにこの点は検討を深めていただきたいなと思います。
もう
一つ心配な点は、今回の
指定管理者制度を実践していくに当たって、癒着であるとか
政治腐敗を生む温床にしてはならないという点についてです。
申請資格の中には、団体その他代表が次のものに該当しないことということで、要項の中にも規定が設けられております。
スポーツ施設の
募集要項で言えば5ページのところにございますが、申請するものに関する条件の中の2)のオの規定ですが、これは具体的にどういうことなのか、まずお示しいただきたいと思います。
16:
◯市民局次長 オに記載されております条項でございますけれども、
地方自治法第92条の2、第142条、それから第180条の5第6項の部分のことと思いますけれども、これらは議員の
兼業禁止また自治体の長の
兼業禁止、委員の
兼業禁止等を定めたものでございます。
17: ◯ふるくぼ
和子委員 これは、そうした
者たちが
代表者になってはいけないということになるのでしょうか。もう少し詳しく御説明ください。
18:
◯市民局次長 利害を要するものが具体的に代表であったかどうか、私もわからないのですが、判断に影響を及ぼすような立場になってはいけないという趣旨と理解しております。
19: ◯ふるくぼ
和子委員 それでは、本人のみが代表になること、あるいは判断に影響与える立場に立つということだけを規制するのでは、私は不十分ではないかと考えております。
政治腐敗や癒着を生み出す寸分のすき間も与えない、こういう内容に発展させていくことが、やはり公平性を保っていく上でも大事な視点だと思います。こういう点で仙台らしさというものを発揮してもいいのではないかと思いますし、公正な運営を求める上で大事な点として検討していただきたいと思いますけれども、御所見を最後にお伺いしたいと思います。
20:
◯市民局次長 仙台市はこれまでも、各種の
公共事業に関します契約等におきまして、委員の御指摘のような公平性また透明性、癒着のない制度の運用を図るということで十分に自覚的し対応してきたと存じます。
今回の
指定管理者制度におきましても、先ほど申し上げましたオの条項もそれら制度の運用に基づいて私どもは導入したことでございます。仙台市全体が透明性のある
公務執行の中で今後
指定管理者制度において、どのようなことが可能かということを
制度全般とも整合性をとりながら考えてまいりたいと存じます。
21: ◯副
委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
22: ◯副
委員長 なければ、次に
消防局より報告願います。
23:
◯消防局長 それでは、
消防局より3点御報告を申し上げます。
初めに、資料5の平成16年
秋季火災予防運動についてでございます。これから火災の多発期を迎えるに当たりまして、市民の
火災予防思想の普及を諮り、
火災発生を防止することを目的といたしまして、11月9日から15日までの一週間、秋の
火災予防運動を実施いたします。
ことしは、住宅における
防火安全対策や
放火火災予防対策の推進、大
規模産業施設の
安全確保など、7項目を
重点実施事項として幅広く
周知徹底を図ってまいりたいと考えております。なお、
火災予防運動にあわせ、各消防署で実施いたします主な事業につきましては、資料を御高覧いただきたいと存じます。
次に、
気管挿管認定
救急救命士による
気管挿管の
実施事案がございましたので、口頭にて御報告を申し上げます。
去る10月3日に発生いたしました、仙台港での
水難事故におきまして、62歳の女性に対し、本市初の
気管挿管を実施いたしました。また、翌日の4日には泉区内で発生した急病の66歳の男性に対して、さらに今週の18日
宮城野区内で発生した急病の50歳男性に対して、そして昨日20日には
青葉区内で発生した急病の55歳女性に対して、それぞれ
気管挿管を実施いたしたところでございます。
残念ながら昨日の事案を除き、3名が収容時あるいは収容翌日にお亡くなりになっておられます。なお、現在4名の認定
救急救命士を現場に配置しておりますが、今後におきましても
実習病院の協力をいただきながら、認定
救急救命士の
計画的養成に努めてまいりたいと考えております。
次に、資料6の新
日本石油精製株式会社仙台製油所火災について御報告を申し上げます。
10月16日の土曜日、宮城野区港五丁目1番1号新
日本石油精製株式会社仙台製油所内において火災が発生いたしております。本市、
消防局の車両など30台を含む50台の車両が
消火活動を実施したしまして、14時38分に鎮火したものでございます。
火災の概要についてでございますが、原油から精製した重油を減圧加熱しながら蒸留し、軽油と重油及びアスファルトに分類する、
重油間接脱硫装置群の
減圧蒸留装置の配管から出火いたしましたが、原因につきましては現在調査中でございます。
この火災におきまして、
自衛消防隊の27歳男性が
消火活動中に足に軽傷を負っております。
この火災を踏まえまして、同日16時35分、
消防法第12条の3の規定に基づきまして、火災が発生した製造所、
重油間接脱硫装置群の
使用停止命令を口頭により発令し、18日月曜日の朝には文書により交付いたしております。なお、19日火曜日には新
日本石油精製株式会社に対しまして、
事故原因の究明と
安全管理の徹底について要請を行ったところでございます。
以上でございます。
24: ◯副
委員長 ただいまの報告に対し、何か
質問等はありませんか。
25: ◯ふるくぼ
和子委員 資料6の新
日本石油精製株式会社仙台製油所火災について、お伺いいたします。
私も事件の発生を受けまして、きょう御報告があるということで、この
常任委員会としてぜひ現場へ視察に行く必要があると思っておりましたので、
委員長におかれまして、日程を調整いただきましたら万難を排して参加したいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
今回のこの
事業所なんですけれども、
大変火災が多い、多すぎると言っても過言ではない施設であると思っております。1971年に創業されて以来、今回で12回目ということです。最近でも1997年1月と2000年7月に火災を出していると報告を受けております。近隣の住民や市民の安心、安全という点からも今後出さないように気をつけるということだけでは許されない問題だと思いますけれども、まず最初に今回の火災を発生させた
事業所の方で今回の件について、どのように言っているのかというか、どのように報告してきているのか見解を伺いたいと思います。
26:
◯予防課長 現在まだ調査中でございますけれども、
事業所におきましてもこれまで点検等で
十分確認等はしてまいりましたけれども、今回火災が発生しましたということを踏まえまして、原因を究明いたしますとともに万全な対策をとってまいりたいということで報告を受けております。
27: ◯ふるくぼ
和子委員 一連のさまざまな報道によりますと、配管に亀裂があったということで、その交換につきましては
自社基準で判断して行われているということでした。
そこでこうした基準についてですが、
自社基準という言葉に私は非常に疑問を感じたのですが、国の方で
安全基準として定めはないのでしょうか、伺いたいと思います。
28:
◯予防課長 消防法におきまして、
点検基準が定められておりまして、
技術基準への適合性について定期的に確認することとされておりますが、点検時の
測定位置、あるいは方法等に関しましては、必ずしも具体的な内容となっておりませんで、
事業者にゆだねられている部分というものでございます。
29: ◯ふるくぼ
和子委員 私は、具体的な内容が国の定めにないというは大変な問題だと思います。住民の安全や命を守る必要があるのに、基準があいまいなために、現に原発では配管の薄さといいますか、肉厚が薄くなって大爆発を起して大変な事故を起すというようなことも実際に起きているだけに、こうしたことは大変大きな事故につながる大事な問題、重大な問題だと思います。国の基準はそういう意味では管の薄さなども含めて、国に基準を定めるように、
コンビナートを持つ仙台市としても国に求めていくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
30:
◯予防課長 昨年来、大規模な
企業災害が全国的に多発しておりまして、
総務省消防庁等におきましても、
石油コンビナートあるいは危険物に関する法令の見直しを行いますとともに、
産業施設の
維持管理に関する新たな手法の導入、普及について現在検討が行われていると聞いております。仙台市
消防局といたしましても、これらの内容も視野に入れながら
事業所における
安全管理の徹底について、
取り組みを進めてまいりたいと考えております。
31: ◯ふるくぼ
和子委員 国での検討がもしあるのであれば、ぜひ仙台市としても早急により安全な基準ということで求めていくべきだと重ねて要望しておきたいと思います。
続いて伺いますが、この
コンビナートには
自衛消防隊と
共同防災組織が結成されていると伺いましたが、これらはそれぞれどういう位置づけで結成をされているのか、具体的に御説明いただきたいと思います。
32:
◯予防課長 委員御指摘の
自衛防災組織と
共同防災組織ですが、
石油コンビナート等災害防止法に基づき設置されるものでございまして、同法では
事業所ごとに
自衛防災組織というものを設置することとされており、こちらは原則となりますが、
大型化学車等の特殊の機材を用いた事項に関しましては、
当該石油コンビナート地区内の
事業所が共同いたしまして、
共同防災組織を設置することができることとなっております。
新
日本石油精製株式会社仙台製油所の場合ですが、
自衛防災組織を自社として設置されておりますとともに、
当該コンビナート地区内で
共同防災組織を設置しておりまして、いずれも法令上は満たした状態です。
なお、
共同防災組織につきましては、
関係事業所が共同して
外部委託という形で実質的には
警備会社の方で
防災組織を担っているという形になります。
33: ◯ふるくぼ
和子委員 今回はやはりそうした
共同防災組織、
自衛消防隊が
初期活動でどういう活動を行ったのかが大変重要であると思います。市の
消防隊が到着するまでには、時間的には若干ロスがあるわけですので、それまでの
経過報告がこの
事業所の方からあったのかどうか、またその中身でどういう活動をして、何をやれていたのか、こうしたことについてどういう報告になっているのか、お伺いをしたいと思います。
34:
◯予防課長 現在、
事業所における
初期活動についても調査中ではございますが、これまで把握している状況として御報告させていただきますと、まず、10月16日の12時34分ごろ、
当該製油所の計器室で警報が鳴動いたしまして、同室内の
テレビモニターで火災を確認しております。それと同時に運転員を現場に向かわせるとともに、12時35分ごろ計器室のホットラインで
消防局に通報が行われております。なお、先ほど局長からの報告で
消防覚知時間が12時38分となっておりますが、
事務手続上の取り扱いとして
通報内容の聞き取りが完全に終了した段階でのカウントとなっておりますので、我々の
受信自体も12時35分ということになります。また、同じく12時35分ごろに
製油所計器室からの一斉放送によりまして、
自衛消防隊が出動しております。その後、
火災現場付近に
自衛消防隊の
現地本部が設置されまして、その指揮によって
大型化学車、
大型高所放水車、
泡原液搬送車のいわゆる3点セット2組の計6台により
泡消火活動が実施されております。また、
本市消防隊等の
現場到着後、連携した
消火活動を実施したしまして鎮火に至っているという経過をたどっております。
35: ◯ふるくぼ
和子委員 初期活動がどうだったかを真っ先に把握して、その後
常備消防がどのようなことをするのかをつなげていくことが大事なのであって、
常備消防をすべて全部やるんだということではなく、むしろかぎを握るのは
初期対応だということでお伺いをしました。まだ原因は調査中ということですので、直ちにこれについては把握をしていただいて、また報告がまとまりましたら御報告もお願いいたしたいと思います。
同じ施設で12回も火災が発生すれば、通常の消防ではどういう対応をするのかと考えれば、抜本的な改善、あるいは建物の
存続そのものを含めて意見を述べていくべきではないでしょうか。今度こそはという気持ちがあったとしても、万全を期していただきたいというだけで、果たしていいのかというと、私はそうではないと思います。ひとつ間違えば本当に大事故になるだけに、火災は出さないということはもちろんですが、そのために国に基準を求めるということも含めた
取り組みをすべきであり、万一、災害として発生した場合にでも立地者の責任についてはあいまいにしないで、
共同防災組織で消防方針もきちんと立てながら、万全の
初期対応ができるように指導していくべきだと思いますけれども、この点御所見を伺っておきたいと思います。
36:
◯消防局長 今回、発災いたしました箇所の改善のみならず、製油所全体の
安全管理体制について総点検を行いまして、継続的に改善を図るように指導してまいりたいと考えております。また、
維持管理や点検に係る国の動向を踏まえまして、
事業所における安全技術の向上についても、徹底を図ってまいりたいと考えております。
石油コンビナート災害防止法におきまして、災害想定や消防活動について事前に計画や訓練等をすることとされておりまして、
当該製油所においてもこれまで所要の体制を整備してきたところでございますけれども、今回の火災を踏まえまして、さらにその徹底を図ってまいりたいと考えております。
月曜日から県警と連携いたしまして、原因調査に入っておりますけれども、我々としても早急に原因を特定いたしまして、再発防止策をまとめさせたいと考えてございますし、今後とも災害が再発しないように、指導の徹底をさらに図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
37: ◯副
委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
38: ◯副
委員長 なければ、次に教育局より報告願います。
39: ◯教育長 それでは私の方から、平成16年度地域で輝く学校づくりプランにつきまして、御報告いたします。お手元の資料7をごらんください。
本事業はこれまで、各学校で取り組んできた地域とのさまざまな連携活動を集約し、新たに地域で輝く学校づくりプランとして位置づけまして、より厚みのある大きな動きへとステップアップを図るものでございます。
地域の方々に、学校への理解や支援をお願いするだけではなく、学校みずからも地域のまちづくりに貢献することによりまして、地域と学校が相互に高めあいながら、学校あるいは地域の教育力の向上につなげていくことを目指すものでございます。
本事業へは、すべての市立小、中、高、養護学校、幼稚園が年間を通して参加いたしますが、特に11月を重点月間といたしまして、推進モデル校を中心に地域の特色や学校の独自性を生かした、さまざまな
取り組みを予定しておりますので、後ほど資料裏面の一覧の方も御高覧ください。
なお、この一覧は変更となる場合もございますので、御見学なされる際には事前にお問い合わせをちょうだいできれば幸いに存じます。
以上でございます。
40: ◯副
委員長 ただいまの報告に対し、何か
質問等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
41: ◯副
委員長 なければ、以上で報告事項関係を終了いたしました。
この際、当局から報告を受けた事項以外で皆様から何か発言等ありましたら、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
42: ◯副
委員長 別になければ、委員の皆様にお諮りいたしたいのですが、本日実施予定でありました、市内視察につきまして、台風の影響を考え中止といたしましたが、よろしければ次回の
常任委員会開催日に実施したいと考えておりますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
43: ◯副
委員長 それではそのようにさせていただきます。なお、実施時間でございますが、当初予定では市議会バスの関係上、午前中といたしておりましたが、来月は都合もつきましたことから、協議会の中で実施したいと考えておりますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
44: ◯副
委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
次に、先ほど
委員長から申し上げました、新
日本石油精製株式会社仙台製油所の現地視察につきましては、日程等は正副
委員長に御一任いだきたいと存じますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
45: ◯副
委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
なお、この視察は委員会としての行動ではなく、協議会として実施いたすことになりますので、御了承願います。
以上をもちまして協議会を閉会いたします。...